手差しで原稿を読み取りたいとき
手差しとは、ADF給紙シュート(フィーダー)に手で1枚ずつ原稿をセットして読み取る操作です。
読み取りを開始したあとや、原稿が排出されたあと、タイムアウト時間が経過するまで、ADF給紙シュート(フィーダー)に原稿がセットされるのを待ちます。
タイムアウト時間が経過するまで、原稿がセットされなければ、読み取りを終了します。
この操作で読み取ると、複数枚の原稿を1枚ずつ確認しながら読み取りできます。
手差しは、次のような場合に効果があります。
原稿の内容を確認しながら読み取る場合
原稿をまとめてセットして読み取ると、原稿が重なって搬送されたり、原稿づまりが発生してうまく読み取れない場合
雑誌や新聞の切り抜きなど、まとめてセットできない原稿を1枚ずつ続けて読み取りたい場合
2つ折りの原稿、封筒、複数枚つづりの複写紙を、1枚ずつ読み取る場合
手差し・単送モードの場合は、次のどちらかで原稿の重なりを検出する設定にしていても、原稿の重なりを検出しません。
タッチパネルの「マルチフィード検出」画面
画面は、次の手順で表示できます。
→「スキャナー設定」→「給紙 / 搬送」→「マルチフィード検出」
Software Operation Panel
詳細は、原稿の重なりを検出する方法の設定(マルチフィード)を参照してください。
手差し・単送モードに切り替えた場合、原稿の読み取りが終了すると、手差し・単送モードは解除されます。
連続して手差し・単送モードで原稿を読み取るときは、「単送モード」を「継続する」にしてください。
「単送モード」を「継続する」にすると、搬送モードボタンの表示を「連送」または「手差し - 連送」に切り替えるまで、連続して手差し・単送モードで原稿を読み取ります。
次の方法で、「単送モード」を「継続する」にする設定ができます。
タッチパネルの「手差し」画面
画面は、次の手順で表示できます。
→「スキャナー設定」→「給紙 / 搬送」→「手差し」
Software Operation Panel
詳細は、手差しで原稿を読み取るときの待機時間の設定(手差し)を参照してください。
頻繁に手差しで原稿を読み取ると、消耗品の交換周期が短くなる場合があります。