原稿の重なりを検出する方法の設定(マルチフィード)
マルチフィードとは、一度に2枚以上の原稿が重なって搬送される現象のことです。
原稿の読み取り中に、原稿の重なりを検出する設定をします。
原稿の重なりは、超音波センサーや原稿の長さの違いで検出します。
原稿の重なりを検出すると、エラーメッセージを表示して、読み取りを中断します。ただし、搬送方向で、原稿の先端から約30mmの範囲に原稿が重なっていても、重なりは検出されません。
重要
スキャナーの搬送モードが「手差し - 単送」の場合は、原稿の重なりを検出しません。
手差し・単送モードは、2つ折りの原稿や封筒のような複数枚の紙が重なっている原稿を読み取るための機能です。このため、原稿の重なりを検出する設定にしても、原稿の重なりは検出されません。