設定項目

スキャナーの設定は、タッチパネル下部の 設定 を押して表示される画面の「スキャナー設定」で変更できます。

ここでは、設定できる項目を一覧で示します。

重要

「スキャナー設定」画面を表示するには、管理者パスワードが必要です。

工場出荷設定の管理者パスワードは、ラベルの有無で確認できます。

ラベルの詳細は、装置ラベルの確認を参照してください。

管理者以外による設定の変更を防止するために、管理者パスワードを変更してください。

また、管理者パスワードは、定期的に見直してください。

管理者パスワードは、次の手順で表示される画面で設定できます。

設定 「スキャナー設定」「管理者パスワード」

設定項目

説明

使用方法

スキャナーの使用方法を設定します。

電源管理

起動モード

スキャナーの起動モードを設定します。

省電力モード

スキャナーの電源を投入したままで一定時間何も操作しない場合に、省電力状態に移行したり、自動的に電源を切断するまでの待機時間を設定します。

電源ボタン

スキャナーの[Power]ボタンの操作で、スキャナーの電源を投入/切断するかどうかを設定します。

スキャナー名

スキャナーの名前を設定します。

ネットワーク

有線LAN

有線LANの設定をします。

重要

次の設定項目はIPv6に対応していません。

  • DNSサーバー

  • プロキシサーバー

  • PaperStream NX Manager

  • Scanner Central Admin Server

  • Scanner Central Admin Desktop

  • NTPサーバー

  • SMTPサーバー

  • DirectScanの送信先(ネットワーク上のフォルダーやFTPサーバーなど)

ブラウザーからの接続方法

スキャナーがネットワークに接続している場合に、fi Series ネットワーク設定(ブラウザー)のURLが表示されます。

DirectScan

DirectScanの設定をします。

サーバー

スキャナーと接続するサーバーを設定します。

通信の暗号化

ネットワークの通信データを暗号化するかどうかを設定します。

接続確認 (Ping)

スキャナーと接続先のコンピューターの通信状態を確認します。

給紙 / 搬送

給紙リトライ

原稿がADF給紙シュート(フィーダー)から搬送されなかったときのリトライ回数を設定します。

マルチフィード検出

原稿の読み取り中に、原稿の重なりを検出する設定をします。

マルチフィード検出範囲

原稿の重なりを検出する範囲を設定します。

インテリジェントマルチフィード検出

原稿の重なりを検出する設定をしている場合に、原稿の決まったパターンの重なりを自動的に検出しないようにする設定をします。

手差し

原稿を1枚ずつセットして読み取るときの設定をします。

高地モード

標高2,000m以上の高地でスキャナーを使用する場合に設定します。

画像

自動用紙サイズ検出

自動で原稿の用紙サイズを検出する場合に、画像の端の処理方法を設定します。

縁消し範囲

画像の端に発生する原稿の影やスジを塗りつぶすための設定をします。

ドロップアウトカラー

赤・緑・青(光の三原色)のどれかの色を取り除いて原稿を読み取る設定をします。

オフセット

原稿の読み取り開始位置を設定します。

倍率調整

搬送方向の読み取り倍率を設定します。

モアレ除去(高度)

原稿(雑誌や写真など)を読み取るときの画質を調整して、縞模様(干渉縞)の発生を抑止します。

清掃 / 点検

清掃周期

スキャナー内部の清掃周期を設定します。

ピックローラー交換

ピックローラーの交換周期を設定します。

ブレーキローラー交換

ブレーキローラーの交換周期を設定します。

保守・点検周期

サービスエンジニアによるスキャナーの保守・点検の周期を設定します。

機能選択の表示方法

コンピューターに接続して使用するときに、ボタン名がないボタンを「機能選択」画面に表示するかどうかを設定します。

USB

コンピューターで通信エラーが発生する場合に、USBの設定を変更します。

管理者パスワード

管理者パスワードを変更します。

工場出荷設定に戻す

スキャナーの設定を、工場出荷設定に戻します。

重要

タッチパネルでは、スキャナーの設定を退避して復元することはできません。

退避と復元については、次を参照してください。