原稿の搬送異常を検出する設定をします。

次のどれかの時点で、原稿の搬送異常を検知します。

• 原稿の搬送が異常なときに発生する、原稿のたわみを検知した時点

• 原稿づまりが発生したときの音を検知した時点

原稿の読み取り中に搬送異常が発生すると、原稿づまりによって大切な原稿が折れ曲がったり破れたりしてしまう可能性があります。

原稿の搬送異常を検知して読み取りを中止すれば、原稿の破損を防げます。

本機能は、薄紙のようなコシの弱い原稿など、搬送性の悪い原稿を読み取るときに効果があります。

検知方法

原稿の搬送異常を検知する方法を設定します。

• 無効

  原稿の搬送異常を検出しません。

• 原稿のたわみを検知

  原稿の搬送が異常なときに発生する、原稿のたわみを検知した時点で、読み取りが中止されます。

  工場出荷設定です。

• 原稿のつまり音を検知

  原稿づまりが発生したときの音を検知した時点で、読み取りが中止されます。

• 原稿のたわみとつまり音を検知

  原稿の搬送が異常なときに発生する原稿のたわみ、または原稿づまりが発生したときの音を検知した時点で、読み取りが中止されます。

原稿のたわみ検知レベル

原稿のたわみを検知するレベルを設定します。

• 低

  原稿のたわみを検知する感度を低くします。

  たわみによる変形量が大きいときだけ検知する場合に指定します。

• 通常

  最適な感度で原稿のたわみを検知します。

  工場出荷設定です。

• 高

  原稿のたわみを検知する感度を高くします。

  たわみによる変形量が小さくても検知する場合に指定します。

原稿のつまり音検知レベル

原稿がつまる音を検知するレベルを設定します。

• 低

  原稿がつまる音を検知する感度を低くします。

  原稿がつまる音が大きいときだけ検知する場合に指定します。

• 通常

  最適な感度で原稿がつまる音を検知します。

  工場出荷設定です。

• 高

  原稿がつまる音を検知する感度を高くします。

  原稿がつまる音が小さくても検知する場合に指定します。

原稿の搬送異常を検出する設定をします。

「タッチパネル設定を優先」をONに設定した場合に設定します。

次の項目を設定します。

• 検知方法

• 原稿のたわみ検知レベル

• 原稿のつまり音検知レベル

設定項目の詳細は、検知方法を参照してください。

「ペーパープロテクション」およびSoftware Operation Panelの設定より優先したい設定がある場合に有効にします。

工場出荷設定は「タッチパネル設定を優先」がOFFです。