2つ折りの原稿を読み取りたいとき
ピックローラユニットで、手差し・単送モードに切り替えると、2つに折り曲げた原稿(A3サイズ/ダブルレターサイズまでで、厚さが64~105g/m2(55~90kg/連)の原稿)をそのまま読み取れます。
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読み取り面が外側にくるように、原稿を中央から2つに折り曲げます。
原稿の折り曲げ部分がふくらまない程度まで、しっかりと折り曲げてください。
重要原稿の厚みによって原稿の折り曲げ部分がふくらんでいると、原稿が斜めに搬送されることがあります。
- 例
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- ホッパーに原稿がある場合は、原稿を取り除きます。
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ピックローラユニットで、手差し・単送モードに切り替えます。
詳細は、手差し・単送モードへの切り替えを参照してください。
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ホッパーに原稿をセットします。
原稿の表面(読み取り面)が上側になるように、原稿をセットします。
詳細は、原稿をセットする方法を参照してください。
重要手差し・単送モードに切り替えると、ホッパーが上昇するため、ホッパーサイドガイドがスタッカーに引っかかって操作できなくなります。
この場合、ホッパーサイドガイドの上下に動く部分を押さえて操作してください。
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画像読み取り用アプリケーションから原稿の読み取りを開始します。
詳細は、画像読み取り用アプリケーションのマニュアル/ヘルプを参照してください。
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原稿の上端を、セパレーターローラに突き当たるまで差し込みます。
原稿が引き込まれ、読み取られて、スタッカーに排出されます。
重要原稿が引き込まれたら、すみやかに原稿から手を離してください。
手差し・単送モードは、2つ折りの原稿や封筒のような複数枚の紙が重なっている原稿を読み取るための機能です。
そのため、原稿の重なりを検出する設定をしていても、原稿の重なりを検出しません。
ヒント手差し・単送モードに切り替えると、読み取りを開始したあとや、原稿が排出されたあと、タイムアウト時間が経過するまで、ホッパーに原稿がセットされるのを待ちます。
タイムアウト時間が経過するまで、原稿がセットされなければ、読み取りを終了します。
タイムアウト時間を待たずに読み取りを完了する場合は、[一時停止]ボタンを押します。
タイムアウト時間を待たずに読み取りを中止する場合は、[Scan/Stop]ボタンを押します。
次のどちらかの方法で、タイムアウト時間を設定します。
タッチパネルの「手差し」画面
「タイムアウト時間 (秒)」で設定します。設定した時間内で原稿がセットされるのを待ちます。
画面は、次の手順で表示できます。
→「スキャナー設定」→「給紙 / 搬送」→「給紙」→「手差し」
Software Operation Panel
詳細は、手差しで原稿を読み取るときの待機時間の設定(手差し)を参照してください。
手差し・単送モードを解除する場合は、ピックローラユニットを元の位置に戻します。
詳細は、手差し・単送モードへの切り替えの「ヒント」を参照してください。