メール送信
DirectScanで、メールを送信するための設定およびメールの初期値の設定をします。
「サーバー連携」の「メール送信」をクリックして画面を表示します。
- 「有効にする」チェックボックス
メールを送信する場合に設定します。
工場出荷設定はチェックボックスのチェックが外れています。
チェックボックスにチェックを付けた場合は、次の項目も設定します。
- SMTPサーバー
メールを送受信するサーバーを設定します。
ホスト名、FQDN、またはIPアドレスで設定できます。
先頭と末尾のスペースは削除されます。
重要IPv6アドレスはサポートしていません。
ヒントホスト名を入力する場合は、DNSサーバーが設定されている必要があります。
- 暗号化方式
メールを送信するときの通信を暗号化するかどうかを設定します。
無効
工場出荷設定です。
TLS
「暗号化方式」を「TLS」にした場合は、次の項目も設定します。
「サーバー証明書の検証を行う」チェックボックス
スキャナーに登録したCA証明書を使用して、サーバー証明書の検証を実施するかどうかを設定します。
CA証明書の詳細は、CA証明書を参照してください。
工場出荷設定はチェックボックスのチェックが外れています。
- ポート番号
「暗号化方式」によって、次のように初期値が異なります。
「暗号化方式」が「無効」の場合は「25」です。
「暗号化方式」が「TLS」の場合は「465」です。
工場出荷設定は「25」です。
- ユーザー名
SMTPサーバーに接続するときに、ユーザー名とパスワードを使用して認証する場合は、認証用のユーザー名を設定します。
先頭と末尾のスペースは削除されます。
ヒントスキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルでユーザー名が正しく表示されないことがあります。
- パスワード
SMTPサーバーに接続するときに、ユーザー名とパスワードを使用して認証する場合は、認証用のパスワードを設定します。
先頭と末尾のスペースは削除されません。
- メール差出人
送信するメールの差出人のメールアドレスを設定します。
メールアドレスを正しく設定してください。
先頭と末尾のスペースは削除されます。
- メール件名
送信するメールの件名を48文字以内で入力します。
先頭と末尾のスペースは削除されます。
ヒントスキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルでメール件名が正しく表示されないことがあります。
- メール本文
送信するメールの本文を80文字以内で入力します。
先頭と末尾のスペースは削除されます。
重要メールの本文は、改行せずに入力してください。
ヒントスキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルでメール本文が正しく表示されないことがあります。
- メールサイズ上限(MB)
送信するメールのメールサイズの上限を1~20の範囲で設定します。
工場出荷設定は「5」です。
読み取り中に画像のサイズが、ここで設定した上限値に達した場合、読み取りを停止してエラーメッセージを表示します。この場合、メールで送信できるのは、実際に搬送された原稿の枚数よりも少ないページ数の画像となります。
ヒント読み取り中に生成される画像のサイズ×1.5の値が、この項目で設定した値に達すると、メールサイズが上限値に達したと判断されます。
- [スキャナーに反映]ボタン
設定した内容を反映します。