ファイルの保存先

DirectScanで、画像をネットワーク上のフォルダーに保存するときの保存先を設定します。

保存先は、最大25件まで追加できます。

追加した保存先が一覧で表示されます。

「DirectScan」の「ファイルの保存先」をクリックして画面を表示します。

[登録]ボタン

保存先を追加します。「保存先の登録」画面が表示されます。

[編集]ボタン

保存先の設定内容を変更します。「保存先の編集」画面が表示されます。

[削除]ボタン

保存先を削除します。

「保存先の登録」画面/「保存先の編集」画面

表示名

保存先の名前を設定します。

表示名を48文字以内で入力します。

すでに登録されている表示名と同じ名前は、設定できません。

先頭と末尾のスペースは削除されます。

ヒント

スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルで表示名が正しく表示されないことがあります。

入力した表示名がスキャナーのタッチパネルで正しく表示されることを確認してください。

送信先種別

保存先の種別を設定します。

  • ネットワークディレクトリー

    工場出荷設定です。

    「ネットワークディレクトリー」を設定した場合は、次の項目も設定します。

    • ホスト名 / IPアドレス

      ホスト名、FQDN、またはIPアドレスで設定できます。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      重要
      • IPv6アドレスはサポートしていません。

      • SMBの対応バージョンは、SMB 2.0~SMB 3.0.2です。

      • 共有設定におけるデータアクセスの暗号化したサーバー、およびDFSを利用したフォルダーへの保存は未対応です。

      ヒント

      ホスト名を入力する場合は、DNSサーバーが設定されている必要があります。

    • 保存先パス

      先頭と末尾のスペース、および先頭の「/」は削除されます。

      円記号」は「/」に変換されます。先頭が「円記号」の場合は「/」に変換されたあと、先頭の「/」が削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルで保存先パスが正しく表示されないことがあります。

    • ユーザー名

      保存先に接続するときのユーザー名を設定します。

      「ユーザー名@ドメイン」、「ドメイン円記号ユーザー名」の形式でも設定できます。

      認証するユーザー名としてActive Directoryのドメインユーザーを使用する場合は、ユーザー名だけ、またはユーザー名に含めるドメイン名としてActive Directoryのドメイン名を指定してください。また、ローカルユーザーでの認証を行う場合は、ユーザー名に含めるドメイン名としてデバイス名を指定してください。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルでユーザー名が正しく表示されないことがあります。

    • パスワード

      「有効にする」をONにした場合、保存先に接続するときのユーザー名に対するパスワードを入力します。

      先頭と末尾のスペースは削除されません。

  • FTP

    「FTP」を設定した場合は、次の項目も設定します。

    • ホスト名 / IPアドレス

      ホスト名、FQDN、またはIPアドレスで設定できます。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      重要

      IPv6アドレスはサポートしていません。

      ヒント

      ホスト名を入力する場合は、DNSサーバーが設定されている必要があります。

    • ポート番号

      工場出荷設定は「21」です。

    • 接続モード

      FTPサーバーと接続するときの接続モードを設定します。

      • アクティブモード

      • パッシブモード

        工場出荷設定です。

    • 保存先パス

      先頭と末尾のスペース、および先頭の「/」は削除されます。

      円記号」は「/」に変換されます。先頭が「円記号」の場合は「/」に変換されたあと、先頭の「/」が削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルで保存先パスが正しく表示されないことがあります。

    • ユーザー名

      保存先に接続するときのユーザー名を設定します。

      「ユーザー名@ドメイン」、「ドメイン円記号ユーザー名」の形式でも設定できます。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルでユーザー名が正しく表示されないことがあります。

    • パスワード

      「有効にする」をONにした場合、保存先に接続するときのユーザー名に対するパスワードを入力します。

      先頭と末尾のスペースは削除されません。

  • FTPS

    「FTPS」を設定した場合は、次の項目も設定します。

    • ホスト名 / IPアドレス

      ホスト名、FQDN、またはIPアドレスで設定できます。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      重要

      IPv6アドレスはサポートしていません。

      ヒント

      ホスト名を入力する場合は、DNSサーバーが設定されている必要があります。

    • 暗号化方式

      FTPSサーバーと接続するときの通信データの暗号化方式を設定します。

      • 明示的な暗号化(Explicitモード)

        工場出荷設定です。

      • 暗黙的な暗号化(Implicitモード)

    • サーバー証明書の検証を行う

      スキャナーに登録したCA証明書を使用して、サーバー証明書の検証を実施するかどうかを設定します。

      CA証明書の詳細は、CA証明書を参照してください。

      工場出荷設定はチェックボックスのチェックが外れています。

    • ポート番号

      「暗号化方式」によって、次のように初期値が異なります。

      • 「暗号化方式」が「明示的な暗号化(Explicitモード)」の場合は、「21」です。

      • 「暗号化方式」が「暗黙的な暗号化(Implicitモード)」の場合は、「990」です。

      工場出荷設定は「21」です。

    • 保存先パス

      先頭と末尾のスペース、および先頭の「/」は削除されます。

      円記号」は「/」に変換されます。先頭が「円記号」の場合は「/」に変換されたあと、先頭の「/」が削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルで保存先パスが正しく表示されないことがあります。

    • ユーザー名

      保存先に接続するときのユーザー名を設定します。

      「ユーザー名@ドメイン」、「ドメイン円記号ユーザー名」の形式でも設定できます。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルでユーザー名が正しく表示されないことがあります。

    • パスワード

      「有効にする」をONにした場合、保存先に接続するときのユーザー名に対するパスワードを入力します。

      先頭と末尾のスペースは削除されません。

    ヒント

    FTPSサーバーと接続するときの接続モードは「パッシブモード」固定です。

  • SFTP

    「SFTP」を設定した場合は、次の項目も設定します。

    • ホスト名 / IPアドレス

      ホスト名、FQDN、またはIPアドレスで設定できます。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      重要

      IPv6アドレスはサポートしていません。

      ヒント

      ホスト名を入力する場合は、DNSサーバーが設定されている必要があります。

    • ポート番号

      工場出荷設定は「22」です。

    • 保存先パス

      先頭と末尾のスペース、および先頭の「/」は削除されます。

      円記号」は「/」に変換されます。先頭が「円記号」の場合は「/」に変換されたあと、先頭の「/」が削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルで保存先パスが正しく表示されないことがあります。

    • 認証方式

      認証方式を設定します。

      「公開鍵アルゴリズム」が「無効」の場合は、「パスワード認証」です。

      「公開鍵アルゴリズム」が「無効」以外の場合は、次から選択します。

      • パスワード認証

        工場出荷設定です。

      • 公開鍵認証

        「公開鍵アルゴリズム」に、暗号鍵を生成するときの公開鍵アルゴリズムが表示されます。

        スキャナーで暗号鍵が生成済みのときに設定できます。

        暗号鍵の詳細は、暗号鍵を参照してください。

    • ユーザー名

      保存先に接続するときのユーザー名を設定します。

      「ユーザー名@ドメイン」、「ドメイン円記号ユーザー名」の形式でも設定できます。

      先頭と末尾のスペースは削除されます。

      ヒント

      スキャナーのタッチパネルで使用できない文字(環境依存文字など)を入力した場合、スキャナーのタッチパネルでユーザー名が正しく表示されないことがあります。

    • パスワード

      「認証方式」が「パスワード認証」の場合に設定できます。

      「有効にする」をONにした場合、保存先に接続するときのユーザー名に対するパスワードを入力します。

      先頭と末尾のスペースは削除されません。

[スキャナーに反映]ボタン

設定した内容を反映します。