操作方法
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マルチフィードエラー発生後、[排出]ボタンを押して搬送路から原稿を排出するか、ADFを開けて原稿を取り除きます。
原稿が取り除かれると、操作パネルの液晶ディスプレイ表示が次のように変わります。
マルチフィードエラー発生時
原稿排出時
マルチフィード(重なり検出)
iMFFボタンを押すと原稿排出し、次の読み取りでマルチフィード検出を行いません。
Ejectボタンを押すと原稿排出を行います。
読み取り可能画面から、ボタンで紙分離力を高く調整することで、マルチフィードを抑止することができます。(*1)
「読み取り可能(マルチフィード)」画面
マルチフィード(重なり検出)
Ejectボタンを押すと原稿排出を行います。
読み取り可能画面から、ボタンで紙分離力を高く調整することで、マルチフィードを抑止することができます。(*1)
マルチフィード(重なり検出)
iMFFボタンを押すとパターン記憶と原稿排出、Ejectボタンを押すと原稿排出を行います。
読み取り可能画面から、ボタンで紙分離力を高く調整することで、マルチフィードを抑止することができます。(*1)
マルチフィード(重なり検出)
iMFFボタンを押すとパターン記憶、Ejectボタンを押すと原稿排出を行います。
読み取り可能画面から、ボタンで紙分離力を高く調整することで、マルチフィードを抑止することができます。(*1)
マルチフィード(長さ検出)
Ejectボタンを押すと原稿排出を行います。
「読み取り可能」画面
*1: 紙分離力を最大値「」に設定している場合、メッセージの「読み取り可能画面から、ボタンで紙分離力を高く調整することで、マルチフィードを抑止することができます。」の部分は表示されません。
ヒント操作パネルの液晶ディスプレイに表示されるメッセージの「Ejectボタン」は[排出]ボタンのことです。
操作パネルの液晶ディスプレイに表示されるメッセージのボタン名と操作パネルのボタン名が異なるものがあります。
詳細は、操作パネルのボタン名と液晶ディスプレイに表示されるボタン名の対応を参照してください。
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取り除いた原稿をホッパーに戻します。
紙片が原稿に貼られておらず、実際にマルチフィードエラーが発生している場合は、[スキャン/一時停止]ボタンを押すか、コンピュータから再読み取りを実行します([iMFF]ボタンは押さないでください)。紙片が原稿に貼られており、それがマルチフィードの原因と思われる場合は次の手順に進みます。
ヒントマルチフィードした画像を確認する画面で、[OK]ボタンをクリックすると、マルチフィードした画像をそのまま取り込んで読み取りを続行するため、手順2は不要です。
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[iMFF]ボタンを押して、液晶ディスプレイにが表示されていることを確認してから[スキャン/一時停止]ボタンを押すか、コンピュータから再読み取りを実行します。
なお、これ以降[iMFF]ボタンを押すたびに液晶ディスプレイのの表示/非表示が切り替わります。が表示されている状態で読み取る場合、設定されたモードにより、次のように動作します。
手動モード(ボタンによる検出無効化)
次の原稿はマルチフィードを検出しないで読み取り、2枚目以降はスキャナードライバまたはSoftware Operation Panelのマルチフィード設定でマルチフィードを検出します。
自動モード1(重なり長さと位置による検出無効化)
マルチフィードとして検出された貼り付け紙片の長さと位置を記憶し、読み取りを継続します。それ以降の読み取りで、記憶した同様な重なりパターンが検出された場合は、マルチフィードエラーを発生させません(*1)(*2)。
自動モード2(重なり長さによる検出無効化)
マルチフィードとして検出された貼り付け紙片で最も長いものを記憶し、読み取りを継続します。それ以降の読み取りで、記憶した長さと同じか短い重なりが検出された場合は、マルチフィードエラーを発生させません(*2)。
*1: 本モードで記憶できる重なりパターンは8個です。この数を超えた場合は、最初に記憶されたパターンから順に消去されます。
*2: ここで記憶された重なりパターンや最大重なり長は、液晶ディスプレイに「読み取り可能」画面を表示した状態で、[iMFF]ボタンと[カウンタリセット]ボタンを同時長押し(2秒以上)することで消去できます。消去すると液晶ディスプレイの表示がまたはになります。これにより、誤って記憶された重なりパターンや最大重なり長を消去できます。ただし、記憶しているパターンすべてが消去されるため、注意して操作してください。
重なりパターンの消去は、Software Operation Panelまたは操作パネルの「メニュー選択」画面の「1:iMFF設定」からもできます。