原稿の紙質

原稿の種類

推奨される原稿の種類は次のとおりです。

  • 上質紙

  • 中質紙

上記以外の種類の原稿を使用する場合には、読み取り操作を実行する前に、読み取りできるかどうかを同質の原稿で確認してください。

原稿の紙厚

使用可能な原稿の厚さは次のとおりです。

  • A5以上、A4以下:20~209g/m2

  • A5未満、A4を超えるサイズ:41~209g/m2

事前の注意

次の原稿はうまく読み取れない場合があります。

  • 紙厚が一定していない原稿(封筒、写真を貼り付けた原稿など)

  • しわが寄っているまたはカールしている原稿

  • 折れたり、裂けたりしている原稿

  • トレーシングペーパー

  • コート紙

  • カーボン紙

  • 感光紙

  • 端にミシン目のある原稿

  • 四角形でない原稿

  • 非常に薄い原稿

  • 写真(印画紙)

また、次の原稿は使用しないでください。

  • クリップまたはステープルが付いた原稿

  • インクが乾いていない原稿

  • A8サイズより小さい原稿

  • 幅が304.8mm(12インチ)より大きい原稿

  • 紙以外のもの:布、金属箔、OHPフィルムなど

  • 証書や金券など、媒体が傷ついたりよごれたりしてはならない重要書類

ヒント
  • 半透明の原稿を読み取るときは、裏写りを防止するためにスキャナードライバで「明るさ」を明るめに設定してください。

  • ローラーがよごれないように、鉛筆で塗りつぶした原稿の読み取りは避けてください。やむを得ずこのような原稿を読み取る場合は、頻繁に清掃してください。

    鉛筆書きの原稿を多数読み取ると、メッセージが表示される場合があります。

    詳細は、エラーについてを参照してください。

  • マルチフィード、ピックミス、原稿づまりが頻繁に発生する場合は、紙分離力の調整を参照してください。

  • すべての原稿は先端が平らでなければなりません。原稿先端のカールは次の数値を満たすようにしてください。

    カール
重要
  • ノーカーボン紙は、ローラー類(ピックローラなど)を損なうような化学物質を含んでいますので、次のことに注意してください。

    清掃:

    原稿づまりが頻繁に起きるときは、各種ローラーを清掃してください。各種ローラーの清掃方法については、日常のお手入れを参照してください。

    部品の交換:

    各種ローラーの寿命は、中質紙の原稿を読み取る場合に比べて短くなる場合があります。

  • 中質紙の原稿を読み取った場合、各種ローラーの寿命は、上質紙の原稿を読み取った場合に比べて短くなる場合があります。

  • 原稿に貼り付けられた写真やメモ用紙が、原稿を読み取るときにローラーに接触すると、ローラーが傷つく可能性があります。

  • 写真などの光沢紙を読み取った場合、原稿の表面が傷つく可能性があります。