メニュー選択で設定できる項目

設定項目

説明

設定値/表示値

工場出荷時

-:設定値/表示値なし

1:iMFF設定

原稿の決まった位置に同じ大きさの紙が貼られている場合、その貼付位置を認識し、マルチフィードとして検出しないようにできます。

ただし、スキャナードライバの設定画面またはマルチフィード検出方法の設定(マルチフィード)のマルチフィード設定で、事前に「重なりを検出(超音波)」に設定しておく必要があります。

「4:パターンクリア」を選択すると、自動モードで記憶した原稿の重なりパターン(長さや位置)をクリアできます。

Software Operation Panelからも設定できます。

1:手動モード

2:自動モード1

3:自動モード2

4:パターンクリア

1:手動モード

2:給紙リトライ回数設定

給紙時(ピックミスした場合)のリトライ回数を変更したい場合に設定します。

Software Operation Panelからも設定できます。

1~12(単位:回)

3

3:ピック速度設定

マルチフィードや原稿づまりが頻繁に発生する場合に、給紙時の原稿送り速度(ピック速度)を遅くすると、改善できることがあります。

Software Operation Panelからも設定できます。

1:通常

2:遅い

1:通常

4:ソフトピック設定

給紙時にセパレーターローラと原稿との間に滑り(スリップ)が発生する場合、または特に薄くて幅の小さい紙で原稿づまりが発生する場合、給紙時のピックローラ昇降制御を入れる(ソフトピック設定を無効にする)と、スリップや原稿づまりを改善できることがあります。

Software Operation Panelからも設定できます。

1:無効

2:有効

2:有効

5:手挿入タイムアウト時間

手挿入を解除するまでの待機時間を設定します。

Software Operation Panelからも設定できます。

5、10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、180、240、300、360、420、480、540、600、900、1200、1500、1800、1999(単位:秒)

10

6:ペーパープロテクション設定

ペーパープロテクションを有効にするか、無効にするかを選択します。

本機能を有効にすると、搬送異常時に発生する、原稿の異常なたわみを検知した時点で読み取りを中止するため、原稿の破損を抑制できます。

ペーパープロテクション機能を有効にした場合の、原稿の異常搬送に対する感度を設定します。

原稿がローラーで正常に搬送できない場合に原稿がたわむなど変形しますが、その変形量が大きいものだけ検知して中止させたいときは「1:低い」、変形量が小さくても検知して中止させたいときは「3:高い」を選択します。

手差しモードでは、ペーパープロテクション設定は無効となります。

有効/無効は、スキャナードライバの設定画面またはSoftware Operation Panelからも設定できます。この場合、スキャナードライバの設定が優先されます。ただし、操作パネルの設定を優先している場合は、操作パネルの設定が最優先されます。

感度は、Software Operation Panelからも設定できます。ただし、操作パネルの設定を優先している場合は、操作パネルの設定が最優先されます。

1:有効

2:無効

感度:

1:低い

2:通常

3:高い

2:無効

感度:

2:通常

7:MFクイックチェンジ設定

マルチフィードの検出を行う/行わないを1ボタン操作で切り替えられるように設定します。

「1:無効」を選択した場合は、スキャナードライバの設定を優先して動作します。

「2:有効(検出)」または「3:有効(無視)」を選択した場合は、[排出]ボタンを押すたびにマルチフィードの検出を行う/行わないを切り替えます。切り替えは読み取り中でも可能です。

「2:有効(検出)」を選択した場合は、初期状態がマルチフィード検出を行うであり、スキャナードライバの設定どおりにマルチフィードを検出します。

「3:有効(無視)」を選択した場合は、初期状態がマルチフィード検出を行わないであり、スキャナードライバの設定よりも優先され、マルチフィード検出しません。

1:無効

2:有効(検出)

3:有効(無視)

1:無効

8:ブザー音量設定

マルチフィード、原稿づまりなどのエラーが発生した場合にブザーを鳴らすかどうかを設定します。

Software Operation Panelからも設定できます。

1:オフ

2:小

3:大

1:オフ

9:スタッカー位置調整

スタッカー位置を調整します。

スタッカー高さを固定できます。

1:可動

2:固定

(*1)

10:ホッパー高さ調整

待機時のホッパー高さを変更します。

本設定で「1:手差し(連送)」を選択することにより、手差しモード(連送モード)になります。手差しモード(単送モード)になっている場合、ホッパー高さは変更できません。

ホッパー上に原稿がのっている場合は、取り除いてから行ってください。

手差し(連送)を解除すると、「4:下段」に設定されます。

1:手差し(連送)

2:上段

3:中段

4:下段

(*2)

11:紙分離力調整

マルチフィード、ピックミス、原稿づまりが頻繁に発生する場合、紙を分離する力を調整して対処できます。

通常は、デフォルト設定のまま使用してください。

詳細は、紙分離力の調整を参照してください。

低い高い

黒色四角白色四角白色四角白色四角白色四角

黒色四角黒色四角白色四角白色四角白色四角

黒色四角黒色四角黒色四角白色四角白色四角

黒色四角黒色四角黒色四角黒色四角白色四角

黒色四角黒色四角黒色四角黒色四角黒色四角

黒色四角黒色四角黒色四角白色四角白色四角

12:ブザー鳴動時間設定

マルチフィード、原稿づまりなどのエラーが発生した場合のブザーの鳴動時間を設定します。

0.5、1、1.5、2.0、2.5(単位:秒)

2.0

13:ボタン操作音量設定

操作パネルのボタンを押したときに音を鳴らすかどうかを設定します。

1:オフ

2:小

3:大

(鳴動時間は0.01秒固定)

1:オフ

14:コントラスト設定

操作パネルの液晶ディスプレイのコントラストを設定します。

弱い強い

黒色四角白色四角白色四角白色四角白色四角

黒色四角黒色四角白色四角白色四角白色四角

黒色四角黒色四角黒色四角白色四角白色四角

黒色四角黒色四角黒色四角黒色四角白色四角

黒色四角黒色四角黒色四角黒色四角黒色四角

黒色四角黒色四角黒色四角白色四角白色四角

15:バックライト点灯時間

バックライト点灯時間を設定します。

本設定の変更を行った場合(例えば「オフ」に設定した場合)でも、電源投入~初期化処理完了までの間は、常時「オン」で動作します。

オフ、オン、5、10、20、30、40、50、60、90、120、150、180、210、240、270、300(単位:秒)

オン

16:LED点滅周期設定

液晶ディスプレイにインフォメーションのメニュー選択で設定できる項目が表示された場合のチェックランプ(LED)点滅間隔を設定します。

0.5、1.0、1.5、2.0、2.5(単位:秒)

2.0

17:横スクロール表示速度

設定項目名が横スクロールするときの表示速度を設定します。

設定項目名が液晶ディスプレイにおさまらない場合に、横スクロールします。

1:速い

2:通常

3:遅い

4:オフ

2:通常

18:復帰時間設定

「ホッパー高さ調整」画面または「紙分離力調整」画面から、「読み取り可能」画面に自動復帰する時間を設定します。

ただし、ショートカットキーで「読み取り可能」画面から、「ホッパー高さ調整」画面または「紙分離力調整」画面を表示した場合だけ有効です。

「ホッパー高さ調整」画面をショートカットキーで表示するには、「読み取り可能」画面で[排出]ボタンと、[上向き白色三角]ボタンまたは[下向き白色三角]ボタンを同時押しします。

なお、2つのボタンを同時に押すタイミングがずれた場合は、「ホッパー高さ調整」画面は表示されません。

「紙分離力調整」画面をショートカットキーで表示するには、「読み取り可能」画面で[上向き白色三角]ボタンまたは[下向き白色三角]ボタンを押します。

オフ、5 ~ 9(単位:秒)

7

19:言語設定

運用環境に応じた言語を設定します。

1:日本語

2:英語

3:フランス語

4:ドイツ語

5:イタリア語

6:スペイン語

7:ロシア語

8:中国語(簡体)

9:中国語(繁体)

10:ポルトガル語

11:トルコ語

12:韓国語

13:アラビア語

1:日本語

20:パネル設定優先

ペーパープロテクション設定について、操作パネルの設定を優先できます。

「1:ペーパープロテクション設定」を選択した場合は、操作パネルのペーパープロテクション設定が優先されます。

「2:解除」を選択した場合は、ペーパープロテクション設定の優先を解除します。

1:ペーパープロテクション設定

2:解除

(*3)

2:解除

21:クリーニング

スキャナーを清掃する場合に使用します。

操作方法については、日常のお手入れを参照してください。

1:シート/シートR

2:ワイプ

22:印字テスト

インプリンタ搭載時、印字テストを実施する場合に使用します。

操作方法については、fi-680PRF/PRBインプリンタ オペレーターガイドを参照してください。

読み取り枚数:

1:一枚のみ

2:複数枚

印字:(*5)

1:表面

2:裏面

印字パターン:

1:(L)ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[円記号]^_`00000000

2:(L)abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}¯00000000

3:(L)!"#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@00000000

4:(P)ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[円記号]^_`00000000

5:(P)abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}¯00000000

6:(P)!"#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@00000000

印字テスト:

1:はい

2:いいえ

(*4)

23:ページカウンタ表示/クリア

消耗品の交換時期や保守部品の総読み取り枚数を確認するために使用します。

また、消耗品を交換したときや清掃を行ったときは、この機能を使ってカウンターをリセットします。

ブレーキローラ/ピックローラ/セパレーターローラ/アシストローラ/清掃/総読み取り枚数

0

インク残量(表面)/インク残量(裏面)(インプリンタ搭載時)

インプリンタ搭載時だけ表示

24:操作パネル初期化

操作パネルの設定を初期化します。

ただし、言語設定および工場出荷時に値のないものは除きます。

1:はい

2:いいえ

(*6)

25:原稿枚数カウントモード

原稿枚数チェックモードで読み取った原稿枚数と、原稿枚数カウントモードで読み取った原稿枚数を比較して、過不足があるかどうかを確認できます。

26:低速搬送モード

原稿を保護するために、読み取り速度を遅くして読み取るかどうかを設定します。

Software Operation Panelからも設定できます。

1:有効

2:無効

2:無効

27:自動トルク制御

原稿の種類に応じて紙分離力を自動で制御するかどうかを設定します。

Software Operation Panelからも設定できます。

1:有効

2:無効

1:有効

28:排紙制御

原稿の長さが138mm以下の原稿を読み取りする場合の、原稿の排出制御を設定します。

Software Operation Panelからも設定できます。

1:スタック性重視

2:標準

3:速度重視

2:標準

インフォメーション

液晶ディスプレイにインフォメーションのインフォメーションが表示された場合だけ、「メニュー選択」画面の設定項目に「インフォメーション」が表示されます。

消耗品交換/清掃指示/保守部品交換/定期保守のメッセージ

インフォメーションがある場合だけ表示

*1:

工場出荷時の設定値はありませんが、電源投入直後は、「1:可動」に設定されます。工場出荷時の設定値がないため、操作パネル初期化を実行しても設定値は変更されません。

*2:

工場出荷時の設定値はありませんが、電源投入直後は、「4:下段」に設定されます。工場出荷時の設定値がないため、操作パネル初期化を実行しても設定値は変更されません。

*3:

本項目の設定画面を表示したとき、カーソルは現在の設定値に移動せず、常に最も上に位置付きます。

現在の設定値は、インジケーターにアイコンが表示されているかどうかで確認してください。

インジケーターにアイコンが表示されている場合、現在の設定値は「1:ペーパープロテクション設定」です。 インジケーターにアイコンが表示されていない場合、現在の設定値は「2:解除」です。 インジケーターについては、インジケーターについてを参照してください。

*4:

工場出荷時の設定値はありませんが、電源投入直後は、読み取り枚数「2:複数枚」、印字「1:表面」、印字パターン「1:(L)ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[円記号]^_`00000000」、印字テスト「1:はい」に設定されます。工場出荷時の設定値がないため、操作パネル初期化を実行しても設定値は変更されません。

*5:

表面インプリンタまたは裏面インプリンタのどちらか一方だけが搭載されている場合は、「印字:1:表面/2:裏面」の設定は省略されます。

*6:

工場出荷時の設定値はありませんが、電源投入直後は、「2:いいえ」に設定されます。工場出荷時の設定値がないため、操作パネル初期化を実行しても設定値は変更されません。