原稿を保護する機能の感度設定(ペーパープロテクション検知レベル)

原稿を保護する機能を有効にした場合の、原稿の搬送異常を検知するレベルを設定します。

原稿が正常に搬送できない場合に、原稿がたわんで変形したり、原稿がつまる音がしたりします。

たわみによる変形量または原稿がつまる音を検知する感度を設定します。

  1. Software Operation Panelを起動します。

    詳細は、Software Operation Panelの起動を参照してください。

  2. 画面左のリストから「装置設定2」「ペーパープロテクション検知レベル」をクリックします。
    ペーパープロテクション検知レベル
  3. 検知方法を選択します。
    原稿のたわみ

    「ペーパープロテクション」の「検知方法」に「原稿のたわみを検知」または「原稿のたわみとつまり音を検知」を設定した場合に有効です。

    原稿のつまり音

    「ペーパープロテクション」の「検知方法」に「原稿のつまり音を検知」または「原稿のたわみとつまり音を検知」を設定した場合に有効です。

  4. 検知レベルを選択します。
    感度-低

    原稿のたわみまたは原稿がつまる音を検知する感度を低くします。

    たわみによる変形量または原稿がつまる音が大きいときだけ検知する場合に指定します。

    通常

    最適な感度で原稿のたわみまたは原稿がつまる音を検知します。

    工場出荷設定です。

    感度-高

    原稿のたわみまたは原稿がつまる音を検知する感度を高くします。

    たわみによる変形量または原稿がつまる音が小さくても検知する場合に指定します。

    ヒント
    • 原稿のたわみや原稿がつまる音をより早く検知し、読み取りを中止させたいときは、「感度-高」を選択してください。

    • 原稿を保護する機能によって、読み取りが頻繁に中止される場合は、「感度-低」を選択してください。

    • タッチパネルの設定を優先している場合は、タッチパネルの設定がSoftware Operation Panelの設定より優先されます。