画像の端にできる影やスジの消去(縁消し(ADF))

画像の端に発生する原稿の影やスジを塗りつぶすための設定をします。

読み取る原稿の状態によっては、画像の端に原稿の影が入って、黒いスジが発生する場合があります。

このような場合に、原稿の端を塗りつぶして、黒いスジを消去します。

  1. Software Operation Panelを起動します。

    詳細は、Software Operation Panelの起動を参照してください。

  2. 画面左のリストから「装置設定2」「縁消し(ADF)」をクリックします。
    縁消し
  3. 上端/下端/右端/左端の塗りつぶす幅を設定します。

    工場出荷設定は「0」です。

    設定した範囲を、背景色(裏当ての色)が白色の場合は白色で塗りつぶし、黒色の場合は黒色で塗りつぶします。

    縁消し範囲

    (1):上端=0~15mm

    (2):下端=-7~7mm

    (3):右端=0~15mm

    (4):左端=0~15mm

    (1mm 刻み)

    重要

    用紙の端に文字が書かれた原稿は、縁消し領域を広く取ると、端の文字が消えてしまうことがあるので注意してください。

    ヒント
    • 背景色は、スキャナードライバーで白色または黒色に変更できます。

      詳細は、スキャナードライバーのヘルプを参照してください。

    • 縁消しの下端の設定に応じて、縁消し機能は次のように動作します。

      • 1 ~ 7mm

        画像の下端から内側に向かって、指定した範囲を背景色で塗りつぶします。

      • -1 ~ -7mm

        画像の下端から外側に向かって、指定した範囲を背景色で塗りつぶさずに出力します(スキャナードライバーで「後端検出」を指定しているときは、指定した範囲分多く画像を出力します)。

    • スキャナードライバーでも設定できます。

      この場合、スキャナーで縁消しされた画像に対して、スキャナードライバーの縁消し処理が行われます。