ブレーキローラの交換

ブレーキローラを交換する手順を次に示します。

  1. ホッパーを上に移動している場合は、下段の位置に戻します。

    詳細は、ホッパー容量の設定を参照してください。

  2. スキャナーの電源を切断し、電源ケーブルをコンセントから抜いて、ADF内部の温度が下がるまで15分以上待ちます。

    詳細は、電源の切断を参照してください。

  3. スタッカーに原稿がある場合は、原稿を取り除きます。
  4. ADFを開けます。

    詳細は、ADFの開け方を参照してください。

    ADFが閉じて、指をはさむおそれがあります。注意してください。

  5. ブレーキローラをスキャナーから取り外します。
    1. ブレーキローラカバーを開けます。

      下側中央を指でつまんで、上に持ち上げてます。

      ブレーキローラカバーを開ける

      内部は高温になるため、やけどをするおそれがありますのでご注意ください。

      ブレーキローラカバー内部の高温部分
    2. ブレーキローラの右側にあるレバーを押し上げます。
      ブレーキローラの右側にあるレバーを押し上げる
    3. ブレーキローラの右側を持ち上げて、右側にスライドするようにして取り外します。
      ブレーキローラを取り外す
  6. 新しいブレーキローラをスキャナーに取り付けます。
    1. ブレーキローラの左側にある十字の溝を、ブレーキローラが取り付けられていた箇所にある突起2つに合わせてはめ込みます。
      ブレーキローラを取り付ける
    2. ブレーキローラの右側にあるレバーを手前側に引き下ろします。
      ブレーキローラの右側にあるレバーを手前側に引き下ろす
    3. ブレーキローラカバーを閉じます。

      ブレーキローラカバーの両側が確実にロックしているか確認してください。

      ブレーキローラカバーを閉じる
  7. ADFを閉じます。

    詳細は、ADFの閉じ方を参照してください。

    ADFを閉じるときは、指をはさまないように注意してください。

    重要
    • ブレーキローラカバーを開けたまま、ADFを閉じないでください。

    • ブレーキローラがしっかりと取り付けられていることを確認してください。ブレーキローラがしっかりと取り付けられていないと、原稿づまりなどの給紙エラーが起こります。

  8. 電源ケーブルをコンセントに接続し、スキャナーの電源を投入します。

    詳細は、電源の投入を参照してください。

  9. 次のどれかの方法で、ブレーキローラのカウンターをクリアします。
    • タッチパネルの「ブレーキローラー交換」画面(交換時期が近づいたときに表示されます)

      [クリア]ボタンを押します。

      画面は、次の手順で表示できます。

      通知 メッセージ 「ブレーキローラー交換」

    • タッチパネルの「枚数カウンター」画面

      「ブレーキローラー交換後」の[クリア]ボタンを押します。

      画面は、次の手順で表示できます。

      設定 「スキャナー設定」「清掃 / 点検」「枚数カウンター」

    • Software Operation Panel

      詳細は、枚数カウンターのクリアを参照してください。