省電力モードへの移行と復帰
スキャナーの電源を投入したまま、一定時間操作されないと、省電力モードに移行します。
省電力モードとは、電源が投入されたスキャナーが一定時間操作されない場合に、消費電力を低い状態に保つことです。
省電力モードには、次の2つの設定があります。
省電力
スキャナーの電源を投入したままで15分(工場出荷設定値)以上何も操作しないと、自動的に省電力状態に切り替わります。
省電力状態に切り替わると、次のようになります。
fi-8190/fi-8290/fi-8170/fi-8270の場合
液晶ディスプレイの表示が消えます。[Scan/Enter]ボタンは緑色に点滅します。
fi-8150/fi-8250/fi-8150U/fi-8250Uの場合
ファンクションナンバーディスプレイの表示が消えます。[Scan/Stop]ボタンは緑色に点滅します。
省電力状態から復帰するためには、次のどれかの操作を行います。
ADF給紙シュート(フィーダー)に原稿をセットする。
スキャナーのボタン([Power]ボタン以外)を押す。
スキャナーを使用できる画像読み取り用アプリケーションから読み取る。
自動電源切断
スキャナーの電源を投入したままで一定時間(工場出荷設定は4時間後)何も操作しないと、自動的にスキャナーの電源が切断されます。
自動的にスキャナーの電源が切断された場合に、再度スキャナーの電源を投入するには、[Power]ボタンを押します。詳細は、電源の投入を参照してください。
搬送路上に原稿が残されたままになっていると、省電力状態に移行しないことがあります。原稿づまりが発生したときはを参照して、原稿を取り除いてください。
使用する画像読み取り用アプリケーションによっては、「一定時間後に電源をOFFにする」チェックボックスにチェックを付けても、スキャナーの電源が切断されない場合があります。
画像読み取り用アプリケーションを使用中にスキャナーの電源が自動的に切断された場合は、画像読み取り用アプリケーションを終了してから、スキャナーの電源を再投入してください。
省電力状態に切り替わるまでの時間を変更できます。
fi-8190/fi-8290/fi-8170/fi-8270の場合
次のどちらかの方法で、省電力状態に切り替わるまでの時間を変更できます。
操作パネルの「メニュー選択」画面の「22:省電力時間設定」で、省電力状態に切り替わるまでの時間を変更できます。
詳細は、メニュー選択の操作方法を参照してください。
Software Operation Panelで、省電力状態に切り替わるまでの時間を変更できます。
詳細は、省電力モードの待機時間の設定(省電力設定)を参照してください。
fi-8150/fi-8250/fi-8150U/fi-8250Uの場合
Software Operation Panelで、省電力状態に切り替わるまでの時間を変更できます。
詳細は、省電力モードの待機時間の設定(省電力設定)を参照してください。
自動的にスキャナーの電源が切断されないようにするには、Software Operation Panelの「装置設定」で、「一定時間後に電源をOFFにする」チェックボックスのチェックを外してください。
詳細は、省電力モードの待機時間の設定(省電力設定)を参照してください。