写真キャリアシートを使用する場合の条件

原稿のサイズ

読み取りできる原稿のサイズを次に示します。

  • 写真キャリアシートサイズ(178×127mm)

  • A6(105×148mm)

  • はがき(100×148mm)(*1)

  • 名刺(91×55mm、55×91mm)(*1)

  • ビジネスカード(51×89mm)(*2)

  • 写真E版(83×117mm、117×83mm)(*1)

  • 写真L版(89×127mm、127×89mm)(*1)

  • 写真LL版(127×178mm、178×127mm)(*1)

  • カスタムサイズ

    • 25.4~178mm(1~7インチ)

    • 長さ

      25.4~127mm(1~5インチ)

*1:

スキャナードライバーが、PaperStream IP (TWAIN)/PaperStream IP (TWAIN x64)の場合に読み取りができます。

*2:

スキャナードライバーが、PaperStream IP (ISIS) fi-8000 Seriesの場合に読み取りができます。

原稿の紙質

原稿の種類

原稿の種類は次のとおりです。

  • 傷つけたくない写真などの原稿

  • 紙づまりの可能性がある切り抜きなどの原稿

原稿の厚さ

使用可能な原稿の厚さは次のとおりです。

  • 209g/m2まで(180kg/連まで)

事前の注意

次のことに注意してください。

  • 写真キャリアシートを使用するとき

    • 写真キャリアシートは、同時に最大3枚までセットできます。

    • 写真キャリアシートの先端に印刷された白黒のパターン部分に、文字を書いたり、色を塗ったり、よごしたり、切り取ったりしないでください。

      写真キャリアシートが正しく認識できなくなります。

    • 写真キャリアシートの上下を逆向きにして、スキャナーにセットしないでください。

      原稿づまりが発生して、写真キャリアシートおよび写真キャリアシート内の原稿が破損するおそれがあります。

    • 写真キャリアシートを繰り返し使用しているうちに、写真キャリアシートの表面や内部によごれやほこりが付着する場合があります。

      そのまま使い続けると、画像に影響が出たり、読み取り不良の原因となったりする場合があるので、定期的に清掃してください。

      詳細は、キャリアシートの清掃を参照してください。

      清掃しても改善されない場合は、写真キャリアシートを交換してください。

    • 写真キャリアシートを折り曲げたり、無理に引っ張ったりしないでください。

    • 破損した写真キャリアシートは使用しないでください。

      スキャナーが破損または故障する可能性があります。

    • 写真キャリアシートの端を、指で勢いよくこすらないでください。

      指を切るおそれがあります。

    • 原稿づまりが頻繁に発生するときは、PPC用紙(再生紙)を50枚ほど連続給紙したあとに、写真キャリアシートの読み取りを行ってください。

      PPC用紙(再生紙)は、印刷された用紙でも白紙でもかまいません。

    • スキャナードライバーで画像を見開きにする設定にしていても、表面の画像だけが出力されます。

    • 写真キャリアシートに冊子(パスポートなど)をセットして読み取らないでください。

      原稿づまりが発生する可能性があります。

  • 写真キャリアシートを保管するとき

    • 原稿を、写真キャリアシートに入れたまま長期間放置しないでください。

      印刷が写真キャリアシートに転写する場合があります。

    • 写真キャリアシートを、直射日光の当たる場所や暖房機の近くなど、高温になる場所に長時間放置しないでください。

      また、高温環境下で写真キャリアシートを使用しないでください。

      写真キャリアシートが変形するおそれがあります。

    • 写真キャリアシートは、変形を避けるため、できるだけ水平な場所で、重量のかからない状態で保管してください。