省電力モードへの移行と復帰

スキャナーの電源を投入したまま、一定時間操作されないと、省電力モードに移行します。

省電力モードとは、電源が投入されたスキャナーが一定時間操作されない場合に、消費電力を低い状態に保つことです。

省電力モードには、次の2つの設定があります。

  • 省電力

    スキャナーの電源を投入したままで15分(工場出荷設定値)以上何も操作しないと、自動的に省電力状態に切り替わります。

    省電力状態に切り替わっても、電源ランプ(LED)は緑色に点灯したままです。

    省電力状態から復帰するためには、次のどれかの操作を行います。

    • [Power]ボタンまたは[Scan]ボタンを押す。

      ただし、[Power]ボタンは2 秒以上押さないでください。

    • スキャナーを使用できる画像読み取り用アプリケーションから読み取る。

  • 自動電源切断

    スキャナーの電源を投入したままで一定時間(工場出荷設定は「4 時間後」)何も操作しないと、自動的にスキャナーの電源が切断されます。

    自動的にスキャナーの電源が切断された場合に、再度スキャナーの電源を投入するには、スキャナーの[Power]ボタンまたは[Scan]ボタンを押します。詳細は、電源の投入を参照してください。

重要
  • 省電力モードから復帰後の1回目の読み取りでは、電源投入時と同様な初期化動作が行われたあとに読み取りを開始するため、通常より読み取りに時間がかかります。

  • 使用する画像読み取り用アプリケーションによっては、「自動電源切断 (時間)」に切断時間を設定しても、スキャナーの電源が切断されない場合があります。

  • 画像読み取り用アプリケーションを使用中にスキャナーの電源が自動的に切断された場合は、画像読み取り用アプリケーションを終了してから、スキャナーの電源を再投入してください。

ヒント

省電力モードに切り替わるまでの時間は、Software Operation Panelで変更できます。

詳細は、省電力モードの待機時間の設定(省電力設定)を参照してください。