操作方法

  1. マルチフィードエラー発生後、［Scan/Stop］ボタンを押して搬送路から原稿を排出するか、ADFを開けて原稿を取り除きます。

    詳細は、ADFの開け方を参照してください。

    ADFが閉じて、指をはさむおそれがあります。注意してください。

    重要

    ADFを開けたままにするときは、ADFを手で支えてください。ADFから手を離すと、ADFが閉じます。

    ADFを支える
  2. ADFを開けて原稿を取り除いた場合は、ADFを閉じます。

    詳細は、ADFの閉じ方を参照してください。

    ADFを閉じるときは、指をはさまないように注意してください。

    重要

    ADFが完全に閉じていることを確認してください。完全に閉じられていないと、原稿が搬送されない場合があります。

  3. 取り除いた原稿をADF給紙シュート（フィーダー）に戻します。
  4. コンピュータにメッセージが表示されるので応答します。

    「インテリジェントマルチフィード設定」画面で設定した動作モードに応じて、次の設定ができます。

    • 「手動モード」の場合

      • 「次に読み取る原稿だけ、重なりを検出しない」

        次に読み取る原稿で、原稿の重なりを検出するかどうかを指定します。

        スキャナードライバの設定によっては、表示されないこともあります。

    • 「自動モード1（重なり長さと位置による検出無効化）」または「自動モード2（重なり長さによる検出無効化）」の場合

      • 「重なりパターンを記憶する」

        紙片の重なりパターンを記憶するかどうかを指定します。

上記手順と「インテリジェントマルチフィード設定」画面で設定した動作モードによって、次のように動作します。

  • 「手動モード」の場合

    次の原稿は、原稿の重なりを検出しないで読み取り、2枚目以降はスキャナードライバ、Software Operation Panelの設定で原稿の重なりを検出します。

  • 「自動モード1（重なり長さと位置による検出無効化）」の場合

    原稿の重なりとして検出された貼り付け紙片の長さと位置を記憶し、読み取りを継続します。それ以降は、同じ重なりパターンの原稿は、原稿の重なりを検出しません（*1）（*2）。

  • 「自動モード2（重なり長さによる検出無効化）」の場合

    原稿の重なりとして検出された貼り付け紙片で最も長いものを記憶し、読み取りを継続します。それ以降は、同じ重なりパターンか、それよりも短い重なりの原稿は、原稿の重なりを検出しません（*2）。

*1：

「電源切断時の重なりパターン記憶の設定」の「記憶する」を選択したとき、記憶した重なりパターンの中で、最新の8個だけが記憶されます。
*2：

ここで記憶された重なりパターンは、Software Operation Panelから消去できます。誤って記憶された重なりパターンを消去できますが、記憶しているパターンすべてが消去されるため、注意して操作してください。