原稿を保護する機能の設定(ペーパープロテクション)

ペーパープロテクションを有効にするか、無効にするかを選択します。

原稿の読み取り中に搬送異常発生すると、原稿づまりによって大切な原稿が折れ曲がったり破れたりしてしまう可能性があります。

本機能を有効にすると、搬送異常時に発生する、原稿の異常なたわみを検知した時点で読み取りを中止するため、原稿の破損を抑制できます。

本機能は、薄紙のようなコシの弱い原稿など、搬送性の悪い原稿を読み取るときに有効です。

  1. Software Operation Panelを起動します。

    Software Operation Panelの起動を参照してください。

  2. 画面左のリストから「装置設定2」「ペーパープロテクション」をクリックします。
    ペーパープロテクション
  3. 「ペーパープロテクション」を有効にするか、無効にするかを選択します。

    「有効」をクリックすると、通常の原稿搬送時には起こらない異常なたわみ量を検出したときに、読み取りが中止されます。

    重要
    • ペーパープロテクション機能は、原稿の破損を抑制する機能であり、必ずしもすべての原稿の破損防止を保証するものではありません。

    • ペーパープロテクション機能を有効にする場合、原稿の先端を確実にそろえてセットしてください(特に長さの異なる原稿を混載する場合)。

      先端がそろっていないまま読み取った場合、正常に原稿を搬送しているときでも、ペーパープロテクション機能が働き、読み取りが中止されることがあります。

    ヒント
    • 手差しモードでは、ペーパープロテクション設定は無効となります。

    • 本設定はスキャナードライバの設定画面または操作パネルからもできます。この場合、スキャナードライバの設定が優先されます。ただし、操作パネルの設定を優先している場合は、操作パネルの設定が最優先されます。