特長
本製品には、次のような特長があります。
高速読み取りを実現
毎分60枚/120面(*1)の読み取り速度を実現しました。
さらに、一度に80枚(*2)までの連続読み取りが可能ですので、大量の原稿をスピーディーに電子化できます。
ネットワーク接続に対応
無線LANおよび有線LANに直接接続できます。
ネットワーク接続でも、毎分60枚/120面(*1)の読み取り速度を実現しました。
スキャナーとコンピューターをUSBケーブルで接続する必要がないため、スキャナーの設置場所を自由に選べます。
タッチパネルを搭載
4.3インチ TFTカラータッチパネルが搭載されており、見て触れるといった簡単な動作でスキャナーの操作ができます。
タッチパネルで、原稿を読み取るときの様々な動作設定をしたり、原稿の読み取り枚数やエラー状況などを簡単に確認できます。
非接触ICカードリーダーを搭載
非接触ICカードリーダーが搭載されており、ICカードをスキャナーにかざすと簡単にログインできます。
2つ折りの原稿、封筒や複数枚つづりの転写紙などの原稿の読み取りを実現
2つ折りの原稿、封筒や複数枚つづりの転写紙などの原稿を読み取るために、手差し・単送モードに切り替える給紙モードスイッチが搭載されています。
手差し・単送モードでは搬送中に原稿にかかる負荷を低減し、原稿を確実に搬送して読み取ります。
読み取り前処理を効率化
厚さやサイズの異なる原稿を一度に読み取る「混載読み取り」ができます。
読み取り前の原稿仕分け作業を簡略化できます。
マルチフィードによる業務ロスを低減
一度に2枚以上の原稿が重なって搬送(マルチフィード)されたことを確実に検出する超音波方式マルチフィードセンサーが搭載されています。
厚さやサイズが異なる原稿を一度に読み取る「混載読み取り」の場合でも、原稿の重なりを確実に検出でき、業務ロスを未然に防止できます。
インテリジェントマルチフィード検出機能を搭載
原稿の決まった位置に同じ大きさの紙が貼り付けてある場合、その貼り付け位置をスキャナーに認識させるインテリジェントマルチフィード検出機能が搭載されています。
スキャナーに認識させた貼り付け位置部分は、原稿の重なりを検出せずに読み取りを継続できます。
原稿づまり音による原稿保護機能を搭載
原稿づまりが発生したときの音を検知した時点で読み取りを中止するため、大切な原稿の破損を抑制できます。
e-文書法(*3)の画質要件を満たす画像を生成
2005年4月に施行されたe-文書法により、紙での保存が義務付けられていた税務関連書類(申込書、請求書、検収書など)を、電子化して保存できるようになりました。
e-文書法では、府省令により解像度や階調など画質要件が規定されている場合があります。
本製品は、府省令に合わせた読み取り設定を行うことにより、e-文書法の画質要件を満たす画像を生成できます。
高度な画像処理機能を搭載
原稿に合わせて自動的にカラー/ モノクロの出力を行う自動判別機能が搭載されています。
写真や切り抜きなどの原稿の読み取りを実現
写真や切り抜きなどの原稿を読み取るために、A3キャリアシートをオプションとして用意しています。A3キャリアシートは、複数枚まとめて読み取ったり、一般の原稿と同時に読み取ったりできます。
スキャナーを集中運用
PaperStream NX Managerを使用することで、複数台のスキャナーを集中運用できます。
例えば、スキャナーを使用するユーザーを特定したり、ユーザーに応じた読み取りを設定して、スキャナーに配信したりできます。
また、画像を指定した連携先に保存したり、画像の処理状況を監視したりできます。
詳細は、PaperStream NX Manager ユーザーズガイドを参照してください。
PaperStream NX Manager ユーザーズガイドは、次のホームページからダウンロードできます。
スキャナーを集中管理
Scanner Central Admin Serverを使用することで、複数台のスキャナーを集中管理できます。
例えば、スキャナーの設定情報やファームウェアのアップデートモジュールを一括してアップデートしたり、スキャナーの稼働状況を確認できます。
PaperStream NX Managerを使用しない場合は、Scanner Central Admin Agentを使用することで、Scanner Central Admin Serverと連携できます(*4)。
詳細は、Scanner Central Admin ユーザーズガイドを参照してください。
*1: | 解像度200/300dpi、JPEG圧縮を設定して、A4サイズの原稿を読み取った場合です。 |
*2: | 厚さ80g/m2(69kg/連)の原稿の場合です。 |
*3: | e-文書法(通称)とは、民間事業者などに対して、法令により紙での原本保存が義務付けられていた文書を、スキャナーで電子化し、原本の保存に代えて画像での保存を容認する法律です。 e-文書法の正式名称は、「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」および「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」です。 |
*4: | PaperStream IPドライバーを使用してネットワーク経由でコンピューターとスキャナーを接続している場合は、スキャナーの設定情報(Software Operation Panel設定情報)は配付できません。 |